ことし9月に開幕するアジア大会 愛知・名古屋。今回は「クリケット」に注目します。
実は、世界では野球よりも競技人口が多い超人気のスポーツで、発祥は“貴族”。試合の合間には、選手が紅茶や軽食をとることもあるそう。
そんなクリケットの競技人口は、なんとサッカーに次いで世界2位の3億人。トッププレーヤーの年俸は…驚きの30億円超え。野球のようにバットとボールでスタジアムを沸かせます。
今回は、知ってそうで知らないクリケットの魅力をCBCテレビの友廣南実アナウンサーが、体を張ってお伝えします。
硬球並みに硬いボールを素手キャッチ 年俸30億円超のプレーヤ…の画像はこちら >>
基本のルールは? プロ野球選手から転向したクリケット選手に聞く
(友廣)
「うわ~こんなにグラウンド広いんだ!想像以上の大きさです。おはようございます!」
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出迎えてくれたのは、クリケット選手の木村昇吾さん。
2016年まで広島や西武でプロ野球選手として活躍。その後、クリケット選手に転向し前回のアジア大会にも出場しました。

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今回は、そんな木村さんにクリケットの魅力を教えてもらいます。
その前に…まずはクリケットの基本ルール!
1チーム、11人。試合は円形のグラウンドで行われます。
投げて打つのは野球に似ていますが、決定的な違いは、攻撃が各チーム「1回きり」ということ。しかも10個のアウトを取られた時点で、攻撃は終了。

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衝撃…野球の硬球より硬いのにキャッチは“素手”!?
友廣アナがまず体験したのは…とってもいた~い、守備。
(木村さん)ボール見たことあります?
(友廣)ないですね。
(木村さん)そうですよね、こちらになります。
(友廣)え!結構硬い!
(木村さん)守備側はボールを素手で取ります。
(友廣)え?どういうことですか?素手!?初めやったときどう思いました?
(木村さん)難易度上がるな~と思いました。

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そう、野球の硬球並みに硬いボールなのに、グローブを使わないのがクリケット最大の衝撃。ボールの勢いを、体全体でうまく吸収してキャッチするのがポイント。
下から優しく投げてもらっても…
「パチン!」
そこそこの痛み!
(友廣)音が違いますね。ちょっと痛い…(笑)
でも、クリケットには痛くても“絶対にアウトにしたい理由”があるんです。

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アウトにならない限り連続で打ってOK!?
(木村さん)クリケットは1回打者がアウトになったら、2回目は打てないんですよ。
(友廣)バッターに2回目はもうないんですね。
(木村さん)大谷翔平選手がずっと打ってたら、点数いっぱい入るじゃないですか。
でも大谷翔平選手がもう出てこないよとなったら…チームは安心するじゃないですか。チームは勝てるじゃないですか。それくらいアウトって重要なので責任重大なんですよ。
クリケットの打者は、アウトにならない限り連続で打ち続けることができるんです!だからこそ、たった1つのアウトが試合の運命を左右します。

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特徴的な形をしたバット「野球のバットとは全然違う」
続いて体験したのは…攻撃。
(木村さん)まず、どんなバットで打つか…こちらです。
(友廣)これ…?羽子板みたいな感じ。ちゃんと幅があって、野球のバットとは全然違いますね。

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円形のグラウンドの中央には、長方形のゾーンがあります。
攻撃側は両端にある3本の棒「ウィケット」の前に1人ずつ立ち、相手が投げてくるボールをバッターが打ち返します。

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得点方法は大きく3つ。
ノーバウンドで境界線を超えれば、いわゆるホームランで一気に「6点」。
ワンバウンド以上で超えれば「4点」。
さらに、グラウンド内を打球が転がる間に、2人の打者が20メートル走り切れば「1点」。

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一方、打球をノーバウンドでキャッチされたり、走り切る前に3本の棒にボールを当てられたりすると、アウト。
また、空振りして3本の棒にあてられるとたった1球で即アウトなんです。

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大切なのは「3本の棒」
(友廣)3本の棒をちょっと視野に入れてというか、しっかり視野に入れないとだめなのか。
(木村さん)3本の棒を守ることが(バッターにとって)一番の仕事なので。3本の棒の前に立ちます。前に立つので、キャッチャーじゃなくて、バッターが防具をつけます。
時速150キロを超える硬いボールが、しかもワンバウンドで襲いかかるクリケット!バッターはヘルメットや頑丈なレガースで全身をガードします。ということで、友廣アナも防具を装着し、実際のボール打ちに挑戦!

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(友廣)うわぁ~早い…早すぎますって…!助走してきたら、余計距離感がわからないですね。こわい!
恐怖のあまり、バットにかすりもせず…見かねた木村さんにお手本を見せてもらうと…
(友廣)うわ!お見事!全然違う…!

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日本代表 対 フィジー代表の試合を観戦!
では、世界レベルの試合はどんなにスゴイのか!?アジア大会も行われる、日進市の口論義運動公園へ移動し、日本代表の試合を観戦することに。

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この日行われたのは、日本代表 対 フィジー代表の試合。
実は日本のメンバーは、外国にルーツを持つ選手たちが中心。クリケットの国際ルールでは、国籍のほかにも直近3年間その国に在住していることなどの条件を満たせば代表になれるため、多様な個性が集まるチーム編成も魅力の一つです。

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そんな日本代表が、フィジー相手にいきなり魅せます。
(友廣)お、お!どうだ!あ~取りました!全然痛がらない!
(木村さん)取ってアドレナリン出ているんで。
(友廣)取ったぞ~が勝つんですね?

CBC
涼しい顔で素手キャッチ…さすが代表選手。
その後も、強烈な投球で3本の棒に当て、次々とアウトを奪います。するとここでビッグプレーが!
日本代表が魅せた華麗なプレー!
(木村さん)あ、アウト!ナイスプイレー。今のわかりました?
投げた選手がそのままキャッチ。攻撃側の選手が走りだしますが、到達する前に3本の棒に当て、見事アウトを奪いました。

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日本のファインプレーが炸裂し、前半の守備が終了。続いて後半、今度は日本の攻撃陣が火を噴きます。2バウンドでラインを超え、4点を奪うと…
(友廣)あ~これは!?
(木村さん)シックスですね、6点。
ノーバウンドで境界線を越える豪快な「シックス」を放ちます。日本は、フィジーの得点を一気に追い抜き、74対73で勝利を収めました。

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アジア大会で1つでも多い勝利を「注目されるきっかけに」
試合後、代表選手を直撃すると‥
(宮内渉選手 27歳)
9月にあるアジア大会。そこで何か勝利を収めることができれば、より日本のクリケットが注目されると思うので、そこに向けて1勝でも多くアジア大会ではつかみたい。

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(友廣)クリケット最高に面白いですね。360度どこにでも飛んでいくので、見応えがありますね。
(木村さん)アジア大会は、クリケットはこの愛知の日進で行われるので、皆さんに足を運んでもらって、実際見るのと違うので、ぜひ見てもらいたいなと思います。

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この秋、アジア大会 愛知・名古屋は、43競技を55会場で実施。
「クリケット」は日進市の愛知県口論義運動公園で行われます。アジア48億人の頂点を目指すアスリートたちの熱い戦いに注目です!

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